結婚したからといって、なにが変わる訳でもない。元々極秘の話だし、生活の場は今まで通り城か眞王廟。それにどうせどこでも彼は忍び込んでくるんだから。
但し、二人が揃った時は『視察(と称した外泊なんだけどね)』の機会を増やすことをフォンヴォルテール卿とフォンクライスト卿に約束させた。
だから、城を抜け出した僕たちはヨザックの隠れ家の一つで二人だけの生活を楽しんでいた。

「猊下ぁ、起きました?」
「ん~」
「朝食の卵はどうします?」
「ふぁ~」
「そうじゃなくて、何個を、どう料理します?」
「食べるよぉ~」
「もぉ~いいです、適当に料理しますから。」
「君の料理はおいしいからね~」
「家事は交代でしようね(ニコッ)って言ってませんでしたか、猊下?」
「そんなこと言ったっけぇ~?(ニコッ)」

人目を気にせず、こんな格好でこんなことを言い合うって……、なかなか良いもんだね(笑)。

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